魔法少女リリカルなのは
〜Master strikerS外伝〜
激突九大魔将軍

設定編

第3回:九大魔将軍編1


 

九大魔将軍
 九大魔将軍とは破壊神ユニクロンがプライマスが最初に生み出した13人のトランスフォーマーに対抗し生み出した9人の眷属である。それぞれが常時イグニッション時の力を保ち(そのためイグニッション能力はない)強力な特殊能力でプライマスやエンシェントTFらを苦しめたが死闘の末次元の牢獄「ハブ」へ封印された。だがグランドブラックホールによる次元の歪み、ベクタープライムの通常世界への干渉(ベクタープライムには彼らの封印を監視する役割もあった)により封印にほころびが生じギャラクシーコンボイたちの世界へ出現した。ちなみにノイズメイズらこの世界のユニクロン軍のことは彼らは知らない。
 彼らの目的はプライマスのプラネットフォースを奪いユニクロンプラネットフォースへ変換しユニクロンを復活させることである。手始めにエルダーコンボイ率いる建設隊を襲撃、彼に深手を負わせミッドチルダのプラネットフォースを強奪し彼らが調査していた惑星ジャールを要塞戦艦アンダーベースで制圧した後残りのプラネットフォースを奪うべく行動を開始した。


デビルZ

モチーフ :MFブラックザラック
役割 :暗黒将軍
変形 :双頭蛇モンスター
武装 :デビルブラスト ブラックホールキャノン タイラントスピア
必殺技 :デビルソニック
眷属 :ガードマインダー
設定 :九大魔将軍第1の将で双頭の蛇へ変形し、暗黒の力デビルパワーを操る。性格は残忍かつ非情であり仲間を盾にするなどの行動を平気でするため、現代のユニクロン軍と同じく「仲間を助ける」を掟としているメンバー内では折り合いが悪い。
 武器はモンスターモードでは蛇の口から放つデビルブラスト、ロボットモードでは尻尾が変形した銃ブラックホールキャノンと暗黒の槍タイラントスピア。必殺技はデビルパワーリングで動きを封じた敵めがけてタイラントスピアを投げつけるデビルソニック。
 また彼ら九大魔将軍はそれぞれ眷属となる量産型TFを有しており、デビルZの眷属は戦車型のガードマインダーである。

解説 :九大魔将軍のメンバーは「和製TFの素性のよくわからないボスキャラ+アメコミなどに登場のデストロンコマンダー」になっており、このデビルZは超神マスターフォースのラスボスであり原作では球状のエネルギー生命体でブラックザラックに乗り移りゴッドジンライと戦いました。変形形態の双頭の蛇は原作最終回においてブラックザラックが頭部を破壊された後変形した最終形態がモデルです。ちなみにスタッフが玩具をいじってたらできた形態だそうです。眷属のガードマインダーはブラックザラックの玩具に付属する小型TFです。

バイオレンジャイガー

モチーフ :BWUトリプルダクス 海外RIDブルーティカス(頭部)
役割 :妖獣将軍
変形 :合体昆虫
分離 :シカダコン(セミ) ラムホーン(カブトムシ) シークランプ(ザリガニ)
武装 :ヒートホーン トリプルクラッシャー 七年剣ミサイル 七年剣(シカダコン) パワークロー(ラムホーン) クランプランチャー(シークランプ)
必殺技 :バイオブラスター
眷属 :スパークダッシュ
設定 :九大魔将軍2の将であり三つの顔を持つ頭部が特徴。セミ、カブトムシ、ザリガニの合体昆虫に変形し単体への分離も可能。三つの顔は笑い・怒り・嘆きの別々の人格を持っており、分離時にはセミのシカダコンが笑い、カブトムシのラムホーンが怒り、ザリガニのシークランプが嘆きを担当している。普段はもっぱら分離した三人で漫才を繰り広げておりメンバー内ではムードメーカー的な存在だが、ユニクロンの眷属らしく戦闘の際には幼児的残虐性を垣間見せる。
分離時の武装はシカダコンが翅に収納した二本の剣七年剣、ラムホーンが背中に収納されている巨大な爪パワークロー、シークランプが尾部から取り出す銃クランプランチャーで、合体時は三人の武器が合体したトリプルクラッシャー、そこから七年剣を発射する七年剣ミサイル、左腕のラムホーンの角から高熱を発するヒートホーンである。必殺技はトリプルクラッシャーから強力な溶解光線を発射するバイオブラスター。
また彼(ら)はサイボーグビースト以上に有機体の部分が多く驚異的再生能力を有する。
眷族は口から火炎を放つモンスター型TFスパークダッシュで、トカゲ型、怪鳥型、昆虫型の三種が存在し、バイオレンジャイガーからはペットのようにかわいがられている。

解説 :バイオレンジャイガーは玩具、OVAおよび雑誌展開作品トランスフォーマーZ(ゾーン)のボスキャラで、原作ではデストロンの怨念が集合した存在として魔人のような姿をしてました。原作での「三つの顔を持つ」、「三体の昆虫に分離」という設定からモチーフをBWUのトリプルダクスと海外版カーロボットRIDのシリーズで発売された三面の頭部をも持つブルーティカスに決定しました。分離時の名前はトリプルダクスに合体する三体の海外名から。
 ちなみにこの三体の名前はBWメタルスに登場したトリプティコン評議会の三バカ長老と同じで海外の設定でも同一人物とされています。そしてRIDブルーティカスはその三つの顔がテレビの三バカ長老の顔に似ていることから彼らが融合した姿といわれています。
 眷属のスパークダッシュはMFに登場した量産型TFです。

ダークノヴァ

モチーフ :キスぷれスパークボット
役割 :流星将軍
変形 :人工衛星
武装 :サテライトレーザー
必殺技 :ダークレイストーム
眷属 :バグ
設定 :九大魔将軍第3の将で人工衛星に変形する魔将軍きっての頭脳派。作戦立案から兵器開発、戦艦の整備などを一手に引き受ける。武器はサテライトレーザーのみだが精密射撃により遠方から仲間達を援護する。まさに縁の下の力持ちであり、口数は少ないが仲間からの信頼は厚い。必殺技はサテライトモードで高速回転してサテライトレーザーを乱射するダークレイストーム。しかし彼の緻密な計算により敵だけを正確に打ち抜く。
 眷属は自身と同じ衛星に変形するバグ。

解説 :ダークノヴァは玩具および雑誌展開作品リターン・オブ・コンボイのボスキャラで、初期のカタログでのシルエットがユニクロンそっくりで、姿を現したその正体もユニクロンのようなモンスター惑星でした。最終的にウルトラメガトロンと合体して星の巨人となりスターコンボイたちと戦いました。
 モチーフにしたスパークボットはキスぷれ第2部でプライマスの使者を装いキスプレイヤー達にユニクロンの復活を手伝わせようとしたユニクロンの眷属です。玩具はBWUの頃に出たエッグビーストという商品のリカラーでイベントにて限定発売されました。眷族のバグはマイクロン伝説のユニクロンに付属のマイクロンです。キャラクター設定は「口調がG1サウンドウエーブなG1レーザーウエーブ」。

あとがき
第3回九大魔将軍編1いかがだったでしょうか。マニアックなネタ満載過ぎてライトなTFファン完全に置いてけぼりな感じがしますが(苦笑 逆に言うとこれだけネタにできる深い設定がありつつも、それを知らなくても十分楽しめるのがTFの良さだと思います。これ読んでいろいろ元ネタとかに興味を持たれたならウィキなどで調べてみてください。次回は九大魔将軍編2をお送りします。お付き合いありがとうございました。


管理人感想

 三流技師さんからいただきました!

 コンボイ達の紹介の次は敵となる九大魔将軍。今回3名ということは彼らについては後2回でしょうか?
 そしてそのトップバッターとなるのはデビルZ、バイオレンスジャイガー、ダークノヴァの3名。モリビトの場合、名前を見た瞬間すぐに誰のことかわかったのはデビルZだけという体たらく。
 うーん、玩具は資料が豊富にそろえているモリビトですけど、ストーリーの方はからっきしだなぁ。勉強不足を痛感しますです。