どっかぁぁぁぁんっっっっ♪








『なぜなにアルテミス、りたぁ〜んずっ!!!!』











(きらっ♪)










アルテミス「シャッス!!再びこの日が来るとは思わなかったっ!!メインパーソナリティーのアルテミスですっ♪」

ムーン「シャッス!!まさかの2回目でか〜な〜り驚いている、マスコットキャラのムーンだムーン♪」

アルテミス「という訳でぇ……今回はなななななんとぉっ!!スペシャルゲストをお呼びしちゃいましたぁっ!!」

ムーン「え、ムーンの台本にはそんな情報はまったく載ってないんだけどっ!?いったい誰なんだムーン!!」

アルテミス「まぁまぁ、そんなに慌てないの。それじゃ、今回のスペシャルゲストは……こいつらだぁぁぁあっっっっ!!」




































































































ダークコマンダー(以下DC) 「プレダコンズ暗黒司令官、ダークコマンダーだ。今日は宜しくお願いするぞ?」 (某枢木さんで有名な櫻井ボイスをご想像ください)

アルテミス&ムーン「「………………………………………………………………………………………………



















 ええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっっっっっっ!?!?」」







DC「む、なぜメインパーソナリティの2人が驚くのだ?……ふむ、この紅茶はおいしいな。」

アルテミス「いやいやいやいや、アニメイテッドのオプティマスみたいにマスクを解除してお茶飲んでる場合じゃないでしょあんたわっ!?」

ムーン「ツッコミそこっ!?というか、なんでアルテミスまで驚いてるんだムーンッ!?」

クレア「……そりゃそうですよ。アルテミスさんの台本には、僕とフィーがスペシャルゲストに来るって書かれてるはずですから……」

イリアス「つか、このブースはガイア・サイバトロンって奴らの基地にあるって設定なんだよな?なんで敵のボスが堂々と出入りしてんだよ?」

ムーン「いや、君達もいきなり出てこないでっ!?余計に混乱するからっ!!そして、設定とか言わないでっ!?」



アルテミス「……確かに、キャラ作りの為にいつも語尾の後ろに着けてる『ムーン』が抜けてるわね。あと、今回はコルタタさんとこのカオス・オブ・カオスな拍手世界みたいなノリで行くからメタ発言とか気にしてもしょうがないわよ?」


ムーン「いや、そこでやさぶれないでっ!?ムーンだけじゃツッコミが足りないからっ!!…………そうだ、こういう時こそ収集をつけるのは主人公だムーン!!ジン、ジンはどこにいるムーンッ!?」

クレア「……非常に言いにくいんですが、兄弟喧嘩を止めようとしてます。」

ムーン「兄弟喧嘩っ!?どういう事だムーン!!」

クレア「それは……」






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「ふざけんじゃねぇぞこのクソ兄貴がぁぁぁっっっっ!!なんだあの体たらくはっ!?
 テメェ、ちょっと見ない間に不抜けてんじゃねぇぞぉぉぉぉっっっっ!!」

「お前こそ、死亡フラグをいくつも立てておきながらあっさり蘇ってくるなっ!?
 あの時の私の涙と決意を返せっ!!」





 ……どうも、ジン・フレイホークです。一撃でグレートファイバードを沈めたドラゴエクスブレイカーと共にクレア達をガイア・サイバトロンの元に連れてきたかと思ったら、ドラゴマグナスとファイヤーマグナスがいきなり殴り合いをはじめました。そして、なぜか戻ってきた連中は止めようともせずに……




「いよっ、やったれ大将っ!!」

「オラオラァ!!そこは左フックだろうがっ!!」

「よし、どっちが勝つかかけようぜっ!!俺はもちろんマグちゃんにだっ!!」

「ほほぅ?このギガストーム様に賭け事を挑むとはいい度胸だっ!!なら、こっちは赤い方一択だぁっ!!」

「お前らなぁ……あ、俺は黒い方にだ。」

「ミーは賭け事はきらいザンス。」

「僕ちゃんはおとなしく観戦してるブーン。」

「……ごっつんこ。」



 ライノックスはアイちゃんやマッハブリザード(マッハジェミナスが分離した姿の事だ)と一緒にファイバード達の治療をしているし、ゲルニュートは真っ先に止めようとして吹っ飛ばされたし、カオスプライムはどこかにいっちまうし……誰か、俺を助けてください。


≪だが、マスターの願いが届く事はないのであった。≫

「見てて面白いから、もっと続けなさい?これはお願いではなく、命令だから。」

「…………………おい。」





「ぬおおおおおぉぉぉぉぉっっっっ!!」
「どりゃあああぁぁぁぁぁっっっっ!!」





 あああぁぁぁもうっ!!どこぞの上条さんじゃないけど不幸だぁぁぁぁっっっっ!?!?







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ムーン「…………………どんなカオスだムーン?」

DC「さて、それではタイトルコールへと移ろうか。なお、今回のオープニングはソナーポケットの『ネバギバ!』をバックにお届けしている……作者め、本家とまとでデジモンクロスのパイロット版が公開されたからすっかりノリノリだな。」

ムーン「いや、お前が勝手に進めるな!?そして、作者情報なんて読者しゃんは望んでないからにぇっ!?」











とある魔導師と機動六課の日常×魔法少女リリカルなのは〜Master strikerS〜

とある魔導師と守護者と機動六課の日常・外典

Another strikerS






番外編『なぜなにアルテミ ス、りたぁ〜んずっ!!〜あの頃、こんな事がありました〜』






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〜CMも兼ねた近況報告ぱぁとわん:無限書庫でのあるひとコマ〜














「……スクライア司書長……少しお尋ねしてもいいですか?」

「ん、なにかな?」

「…………………………………………なんで、こんな状況になってるんですか?」

「ははは………………文句ならムチャ振りばかりしてくるあのKY提督に言ってくれないかな?あいつのせいで他の利用者まで緊急に連絡してくる事が多くてこっちも大変なんだよ。厚生部からも『休みをとってください、いやマジで』みたいな感じで泣きつかれるし、それで休みを強制的にとると今度は居残り組が大変だし………………………はぁぁぁぁぁぁ」



 …………すいません、僕が悪かったのでそこまでテンション落とさないでください。


 あ、読者の皆さんには始めましてですね……僕の名前はライ・ストライフ。レリス・ストライフ執務官の弟でフリーのデバイスマイスターをしています。

 今回は、姉直々に『無限書庫の司書が使用する、検索魔法等の補助を行う簡易デバイスの作成』を依頼されたんですが…………正直言って、他に改善するところがあると思います。具体的には、労働環境とか労働環境とか労働環境とか。


 ………………そういえば、ジン君も並列・分割処理の訓練も兼ねてときどき手伝いに来てるんだっけ?自分の事『器用貧乏』とか言ってるけど、単に周りがすごすぎて感覚が麻痺してるんじゃないの?



 まぁ、仕事として依頼された以上は出来る限り行いますか。まずは、スクライア司書長の仕事ぶりをデータ化して解析して……






この番組は、ご覧のスポンサーでお送りしています♪





 ………………今のナレーションはなにっ!?そして、ご覧のって何も記載されてないんだけどっ!?











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アルテミス「…………はいっ!!変な所で言葉をかんじゃって落ち込んでるムーンは置いといて、改めて今日のゲストを紹介しますっ!!
       彗星のごとく現れた超ヒロイン――クレア・ランスロットちゃんと、その相棒である“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”、イリアスちゃんどぅうぇぇぇぇぇっすっっ!!」



クレア「ど、どうも……」

イリアス「まぁ、よろしく頼むな?」

DC「待て、彼女がヒロインという所には反論させてもらおうか……この作品のヒロイン+ジン・フレイホーク君の伴侶になるのはうちのレヴィアタンで決まりだろう?」

アルテミス「いや、あれがヒロインだったらびっくりなんだけど?あんたんとこのでヒロイン格になりそうなのったらハルピュイアちゃんぐらいじゃない。『同じ気苦労を分かち合える心友、だが二人は敵同士……奇妙な友情が愛情へと変わった時、さらなる悲劇が二人を襲うっ!!』といった具合で……」

DC「ふっ、それこそ作者のミスリードなのだ。ジン・フレイホーク君の周りにはどれだけのヒロイン候補がいると思っている?天真爛漫な妹キャラ、少々ブラコンではあるがクール系、恩人の妹でいざという時は頼りになる姉貴分、そして純情で真面目な正統派お姉さんキャラだぞ?あのようなタイプでなければインパ クトは残せん。まぁ、あのような性格になったのは我々も予想外だったがな……」

アルテミス「いや、そんな奴をヒロインに推薦しないでくれるかなっ!?だいたいねぇ……」

ムーン「……あそこでヒートアップしている2人は置いといて、さっさと進行するムーン。」

クレア「あ、復活した……大丈夫なんですか?もう少し休んでも……」

ムーン「ムーンが居ないと収拾がつかないムーン。ムーンは本来マスコットキャラで、ツッコミはジンの仕事何だけどなぁ…………
     …………そういえばクレアちゃん、クレアちゃんの住んでた移民船ってどんな場所になってるムーン?そこにいるアルテミスが惑星ガイアの守り神なんて信じられないと思うけど、子供みたいなものだから近況は知っておきたいムーン。」

イリアス「たしかに、伝承とは大違いだな。誰だよ“慈愛を持ってガイア人とTF達に恵みを与えてきた心優しき女神”とかはじめに言い出した奴は?」

ムーン「…………昔はその通りだったムーン。でも、ちょうどクレアちゃん達のご先祖さまがこの惑星から宇宙へ旅立った数十年後ぐらいから“退屈”って感情を覚えちゃって…………自分の赴くままに色々やったら、あんな性格になっちゃったムーン。おかげで、この惑星にはアルテミスのおもちゃが至る所に眠ってるムーン。」

クレア「…………なんというか、その…………ご愁傷さまです。」

イリアス「けどよ、近況ったってそこまで大したものでもないぜ?某マクロスみたいに自給自足な生活ができるくらいには規模も大きくなってるけど、それ以外はあんまり発展してないし……」

ムーン「いや、ちょっと待つムーン?ガイア人がこの星から脱出した時は動植物なんてほとんど持っていかなかったムーン。それが、なんで自給自足できるまで発展しているんだムーン!?」

クレア「……やっぱり、大きな違いは“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の登場になるのかなぁ?僕が学校で習った時は、これが大きな転機になったっていうし。」

ムーン「ほうほう、それは詳しく聞いてみたいムーン。」






霊子生命体 ソウル・ファクター ”とは?




クレア「ジン君には簡単に説明したんですが……宇宙全体に散らばる“力”、これらが集まって精霊となったのが“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”だと言われています。」

ムーン「“力”?またずいぶんと幅広い定義だムーン。」

イリアス「と言われても、生みだされた存在であるあたし達は“力”によって生まれたとしか言いようがないんだ。
     まぁ、“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”に従って“ 霊子力 ソウル・エナジー ”って名前をつけようとした学者もいるみたいだけど、結局ただの“力”で落ち着いちまったしな。」

クレア「でも、“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”という名前自体がいつ、誰によって名付けられたのかが不明なんですよね……それはともかく、“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の発生によって僕達の住む移民船はそれまで抱えていた食料不足やその他もろもろの問題を解決する事が可能になったんです。」

ムーン「あぁ、それが第10話で言っていた『昔は色々と重宝した』って話か ムーン?」

イリアス「あぁ。あたしやヴェルヌスみたいな“ 属性付与型 エレメント・エンチャンター ”は自然環境に働きかけてその力を発揮できるからな。その気になったらテラフォーミングなんて余裕だぞ?」

クレア「さらに、“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の発生と共にパートナーへと選ばれた人間が現れる事で、『それぞれの人間にしかできない事がある。だからみんなで力を合わせればどんな事だって乗り越えられる』という意識がより団結力を増したってのも開発が進んだ要因らしいですね。この言葉は今でも僕達に教えられているものですから……」

ムーン「…………でも、そうなると色々大変なんじゃないかムーン?その噂を聞きつけた悪者が“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”を狙いに来たりとか…………」

イリアス「その面はたしかにあるな。事実、そこにいるラスボスが“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の力を悪用しているし……」

DC「む、呼んだか?」

アルテミス「……ちっ、ヒロインについての談義は一時中断しますか……それで、何の話?」

ムーン「…………ゲストそっちのけで自分の話にのめり込むMCってどうなんだムーン?」

アルテミス「そこは気にしちゃダメよ。」


クレア「……えっと、外敵についての対策はなんとかなってます。惑星ガイアから一緒に脱出してくれたTFによって結成された『スペースガード』という部隊と、有志による守備隊が協力して対処にあたってますから……」

イリアス「でも、襲われやすいのは確かだよな。“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”だけじゃなくて、子供達の中には“しゅごキャラ”っていう存在がいる場合もあるし……」

ムーン「…………変な所で伏線が発生したムーン」

クレア「どうかしました?」

ムーン「いや、こっちの話だムーン……ところで、そこのラスボスはどうやって“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”を生み出したムーン?」

DC「…………大した事はしてないが?ただ、 タランスを潜入させて“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の開発製造技術を盗んだだけだからな


イリアス「…………めちゃくちゃ大した事だろうがそれぇっ!?」

クレア「……そういえば、10年くらい前に政府の中枢にハッキングされて機密情報が盗まれたって噂を聞いた事が……あれって、貴方達の仕業だったんですかっ!?」

アルテミス「…………消滅したはずのユニちゃん版プラネットフォースを持ってた事といい、どこまで裏で暗躍している訳?」

DC「それは秘密だ。」




プレダコンズの暗躍



アルテミス「いんや、ここら辺ではっきりとさせておきましょうか。“第二次ビーストウォーズ”ではクライオテックの復活に一枚噛んでたり、ユニちゃんのプラネットフォースを何故か持ってたり……アンタ達の目的はいったいなんなわけ?」

DC「目的に関しては、タランスが本編で述べているぞ?」



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「アタチっすかぁ?な〜ら教えてあげるっす ……ユニクロン様の意志を継ぐ正当なる組織、『プレダコンズ』のマッドサイエンティスト、タランスとはアタチの事っすっ!!」

「ユニクロンの意志を継ぐ、だと……?つまり、貴様もノイズメイズ達の同類かっ!!」

「おっと、あいつらと一緒にしてもらっちゃあ困るっすよ?アタチ達は別にユニクロン様の復活を目論んでいる訳じゃない…… ユニクロン様の代わりにこの世界に混沌と破壊をもたらす存在、それがアタチ達『プレダコンズ』っす!!」











◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆






DC「――とまぁ、これがプレダコンズの目的だな。その為にいろいろと暗躍して戦力を整えている訳だ。」

アルテミス「にしても奇妙なのよねぇ…………アンタ達、少なくともこの10年はほとんど表舞台に出てないわよね?今動き出したのはなぜ?」

DC「その点に関しては後々語られるはずなので今は秘密だ。」

アルテミス「メタ発言も大概にしなさいよっ!?」

ムーン「お前が言うなだムーン。」


アルテミス「…………何よ。」

ムーン「何だムーン?」

クレア「……えっと、なんか火花が散ってるんだけど……この場合どうしたら……」

イリアス「とりあえず、もう終わらせていいんじゃね?」

クレア「…………………………それもそうだね。」

DC 「それでは皆さん、また次回でお会いしよう。」

アルテミス「それ、私の台詞ぅぅぅぅっっっっ!?」

ムーン「…………最後まで振り回されて終わったムーン。」






(番外編その2に続く)

















次回予告っ!


ジン「……今回は、あまり出番がなかったな。」

バルゴラ≪そういうなマスター。次回はマスターの特訓回だから、マスターがいろんな意味で大変だぞ?≫

ジン「……はい?」

ヴェルヌス「アリスに頼んでジープを用意してもらったから……ビシバシといくわよ?」

ジン「ちょっ!?それは本家とまとの拍手ネタだろうがぁっ!?」



番外編その2「特訓、特訓、大特訓っ!?〜実際にジープは登場しません……多分〜」



あとがき


……はい、リアルが忙しくてろくに執筆できませんでした。いやはや、毎週作品を送り出しているモリビトさんや、2日に1回は更新しているコルタタさんの筆の速さがうらやましい……

ってな訳で今回からは小休止も兼ねて番外編でお送りします。なにげに伏線らしきものが存在してますが……使用する機会はあるんだろうか?(マテ


という訳で、今回はこの辺で失礼します。





 


管理人感想

 DarkMoonNightさんからいただきました!

 今回は番外編として“ 霊子生命体 ソウル・ファクター ”の解説話……「“解説”話」という定義にあてはめるにはなかなかにカオスな点には目をつむりましょう。ツッコんだところで「今さら」だし(笑)。

 カオスプライムがどこに行っていたのかも気になりますが……とりあえずモリビトは「ジン×クレア」に一票。
 だって、その方がレヴィアタンの乱入で修羅場が期待できますし(マテ