新シリーズ
Triangle hazard
予告編



それは、『闇の書事件』と呼ばれる事件が終結し、魔導師や次元世界の存在が広くこの世界に広まった頃、
時空管理局を通して、俺──────”高町恭也”に舞い込んだ突然の依頼……。
何と合衆国大統領直々の依頼だそうで、その内容は…………


『グラハム大統領の一人娘、アシュリー・グラハムを至急救出せよ』


本来ならばそのアシュリーという娘の護衛任務に就くはずだったのだが、その当の本人が
何者かの手によって拉致されてしまったとの事。


「──────まぁいい、護衛任務が救出任務にすり替わっただけの事。特に問題はない」


そう──────何も問題はないはずだった。


だが、俺が立ち寄った小さな村。そこで待っていたものは……………





































集団的悪意


「くっ、コイツ等………斬撃が効かないのか?!」


圧倒的な数と、恐るべき生命力で襲いかかる村人達………
御神の技を持ってしても彼らを一撃で黙らせるのは至難の業だった。
斧・釜・鍬……果てはチェーンソーまでも持ち出して村人達は俺に襲いかかる!


「弱き人間よ………我らの力を授けよう」


夢か現実か曖昧な中、俺の中に宿る狂気の種


「ミカミ………聞いた事あるぜ。確かイギリスの上院議員の男とその娘を、文字通り命をかけて
守ったってヤツが使ってた剣術。確か名前が…ってまさかキョーヤ、お前──────
「あぁ。……シロウ・フワは俺の父親だ」


うごめく狂気の中、出会った謎の男……ルイス・セラ


「俺は恭也………高町恭也。時空管理局づてに大統領の命を受け、あなたを助けに来ました」

「えっ、パパが…?!」


遂に出逢う”守るべきもの”…アシュリー・グラハム。だが、そんな時俺達の前に突如立ちはだかる狂気の元凶


「私は……オスムンド・サドラー。この教団のカリスマだ」
「カリスマ、な・・・目的は何だ?」
「我が力を世に示すためだ………アメリカは宣伝するのに丁度いい」


「君達に植え付けた種は特別でね…卵から孵化し、成体となれば君達は私の意のままに動く……。
どうだ? この革新的な布教は?」
「まるでエイリアンの侵略だな。人々に受け入れられる宗教とは程遠いぞ。」


俺もアシュリーも、あまり時間がない事を通告される。
だが、まだ詰み(チェック・メイト)にはまだ早い!
俺はアシュリーを守りながら、”種”……プラーガを取り除く治療法を探す事にした。


「キョーヤ………久しぶりね」
「エイダさん─────噂は本当だったのか
「本当? ───何の事かしら?
「元アンブレラの……アルバート・ウェスカーの組織に入ったらしいですね」


独自の任務に基づき、動く、美沙斗さんの同期で元香港警察のアジア系アメリカ人……エイダ・ウォン


「久しぶりだな、キョーヤ…………」
「クラ………ウザー……………?!」


突如俺の前に現れた、死んだはずの父さんの戦友(と、父さんから聞いてた)………ジャック・クラウザー
ヤツの目的はサドラーの持つ”サンプル”を奪取する事にあった。そして、
エイダもまたそのサンプルを求めて駆け回っているらしい。


「お兄ちゃん! 大丈夫!?」
「遅くなりました、恭也さん……助太刀します──────バルディッシュ、準備はいい?」


現れる最高の味方。


「高町兄、貴方らしくないぞ………このような人外に遅れを取るとは」

「こういうヤツらは──────まとめてブッ飛ばすのが一番なんだよっ!!


守る為に現れる騎士達。


「君も解っているだろう……もはやアメリカやその同盟国が勝つなどというのは、映画の中の決まり文句(クリシェ)でしかないのだよ」

「世界情勢なんか関係あるか。ただ俺は、アシュリーを守る……ただそれだけの為にここにいる。
なのはも────フェイトも──────みんな誰かを守りたくて戦って来たんだ。
勝者とは…………大切なものを守り抜いた者だ!!

「ふふ───キョーヤ君……私は君が気に入った! 褒美として私自らの手で君の幻想に終止符を打ってあげよう!!」

果てしなき野望から、アシュリーを守り抜け!!


Trianglre hazard


悪夢は再び、蘇る……………


後書き

 どーも、相も変わらずワケの解らない分野に手を出してしまっているパクリエイター、takkuです。←自慢げに言うな
 今回が初執筆となるウソ予告でいきなり”リリカルなのは(若干とらハ3寄り)”と”biohazard4”とのクロス。
 しかも主人公は本来のレオン兄ではなく、恭也さんという新機軸。
 
 なおエイダ姐ぇは”原作である”『BIOHAZRD2』でアジア系アメリカ人という設定があったので、アジア繋がりで香港警察に所属
 していた経歴があって、美沙斗さんの同期だったという無理矢理な設定をねじ込みました。
 そしてクラウザーはと言うと…………年齢的に恭也さんよりも父親である士郎さんの元戦友と言った方がしっくり来るなぁという
 ことであんな感じに収まりました(はっきし言ってクラウザーに関しては設定云々はテケトーですがw)。

 ここまで来ると・・・分かるヒトには分かるかと思いますが、このウソ予告の真の目的……………それは
 エイダ姐ぇ(巨乳)とアシュリー(貧乳)と恭也さんとの三角関係バトロワをシリアスな雰囲気の中
 書きたいなぁという邪なモノ。


 後ついでに言うと、クラウザーと恭也さんのナイフvs小太刀の一騎打ちバトルを書きたいなぁと言うのもあるんですがね。
 完全に前者の理由が後者を上回ってます。完全にヨゴレです私w(邪笑)

 もちろんなのはちゃんやフェイトちゃんの出番もありますよ〜(ヴォルケンリッターの3人と1匹は………出せたら出したいなぁと)!

 ………連載についてはもち未定ですが。

 あ、そうだ。ちなみに補足しておきますが、日本語のように見える会話文、
 全部英語でやっているという前提の元、お楽しみ下さい。いじょお。


管理人感想

 takkuさんからいただきました!
 今回は予告編ですか……後書きの言葉どおりウソ予告で終わるか実際に連載が始まるか――それはtakkuさん次第。
 もちろんモリビトは連載支持派です。『BH』は新劇場版もやるようですし。

 ちなみに、『bh4』ですが……モリビトは新照準システムに適応できずに挫折しました(笑)。
 しかも現在進行形で『Wii』の『Necro-Nesia』で同じ過ちを繰り返そうとしている始末。ダメじゃん(爆)。