「いい機会だから、いっそのこと突撃取材を決行するとしようか」








  そうですね…。









  「あぁっ、スターがまるでどっかのボクサーみたいに真っ白に!?」








  イテン、悪いが少しそっとしてくれないか。お兄さんは今、何も考えたくないんだ…。




  燃え尽きたんだ…いろんな意味で…。









  「ちょっと、しっかり!?しっかりーっ!?」

















  「うー、トラルー…」


  「ちょっと…怒っちゃったかな?」


  「とりあえず…ちょっとどころじゃなかったとは思うよ、うん」





















  すんません、マジですんません。




















  お前がいない間に六課隊舎に立ち寄った時にヴィヴィオって子と仲良くなって、


  そのままなんやかんやでお泊りになっちゃったりしてすんません。


























  「とある魔導師と守護者と機動六課の日常」異聞録






  「とある旅人の気まぐれな日常」







  第6話:突撃準備、完…了…?































  ほう、それは確かなのか?





  「はい、間違いないっすよダークコマンダー様」





  しばしの偵察・調査活動から帰還したタランスからの報告を受け、私は面白さというものを感じていた。












  剣に盾に銃……三位一体……9の片鱗が重なる大いなる力……






  …………全ては星帝の……












  それに関する詳しい情報を、カオスプライムが持っているのか。


  ベクターメガトロンも何かしら知っているようではある…。


  ふむ、戦略を少し練り直す必要があるか。












  「タランス。お前は改めて調査を行い、可能であれば現物を手に入れてもらおう。

   その話が本当なら、極めて優れた戦力となるだけでなく、目標にも大きく前進できるからな」


  「了解っす」


  「このことの詳細は内密にしてもらう。特に、他の連中から多勢力にこの情報が知れ渡るのは避けたい」


  「では、その方向で。じゃあ、早速アタチは行動開始といくっす〜♪」









  くれぐれも気をつけてくれたまえ。


  特に、プライマス辺りに気づかれると非常に厄介なことになるだろうからな。









  しかし、よもやギガロニア以外のどこかで誕生したマイクロン、とはな…。







  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  あーくそっ、最近は全然暴れてないな…。






  おっと、一応名乗っておくか。オレはディセプティコンのジェノスラッシャー。




  今はマスターギガトロン様の指示で鳴りを潜めてはいるんだが…かれこれもう何か月だ?


  ハッキリ言ってしまうと、オレ的にはヒマで仕方ない。機動六課のヤツらでも相手取って暴れてやりたい気分なんだ。


  ただ、マスターギガトロン様はまだそういう考えじゃないようだ。


  騒がれない程度に、気晴らしで散歩に出てみたりとかしてるんだがな……ヒマだー!!













  ……ん?











  「なんだこりゃ」







  そうつぶやきつつオレが拾ったのは、五角形の薄っぺらいパネルみたいなもの。


  刻まれてるマークはアルファベットのMか。四角形になるように変形してるが、Mで間違いない。


  全体的に青白く、淵の部分が青。しかし、なんなんだこりゃ。


  大きさはオレが指でつまむ程度、まぁ人間の胴体ぐらいか。


  しかしコイツには、何故かトランスフォーマー特有の生体反応がある。ただのパネルにしちゃあ、妙だな…。













  ま、考えても分からないし、ひとまずテイクアウトってヤツでもしてみるか。


  持ち主も見当たらないしな、話の種にでもなりゃいいだろ。











  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  「くっそ!デカいくせにチョコマカと!」



  「おあいにくさま!簡単に捕まるような鍛えられ方はしてないんだよ!」



  《やっちゃえ!》





  さっそく、あずさレポートに追記事項発生です。




  街の近郊で発掘されたレリックとケース、あと五角形の妙なパネルらしきものを六課へ移送してほしいという連絡が入ったのがついさっき。


  それで、ひとまず戦闘不能になった無謀な方々大食いトリオをひとまずさっきのラーメン屋に預けて、その発掘現場に急行。


  現物はほどなく見つかったのだけど、プレダコンズとかいう組織の一員であるファーブニルってヤツとバッタリ。


  お互いに目的の品が一致していたせいで、たちまち戦闘に突入。




  で、現在はロードナックルがファーブニルを翻弄しつつ、あたしたちは一緒にいた量産型トランスフォーマーの大群を相手しているところ。


  一方で、キャロちゃんがフリードとシャープエッジをガードにつけて、レリックとケース、パネルの確保に向かってる。


  ていうか、数多くない!?


  まだガジェットの大群の方が相手しやすかったよ!







  「にゃっはっはっはっ、今度こそ任務を遂行して、ターゲットを持ち帰ってみせるにゃ!」






  そう言いつつ、アサルトジャガーってヤツがミサイルをばらまいてくる。


  数が多い上に全部こっちをホーミングしてくるもんだから、さばくのも大変。


  あいにく、レッコウ以外の四神はオーバーホール中で、現在は手元にない。


  レッコウだって、つい昨日オーバーホールが終わったばかりで、他の子たちのオーバーホールはまだまだかかるっぽい。


  イカヅチがあれば、あんなの一気に吹き飛ばしてやれるのに…!







  キャロ!そっちはどう!?








  「もう少しで回収できます!」


  「姫は拙者とフリードがお守りいたす故、あずさ殿はそちらを頼むでござる!」







  どうやらもうちょっと粘ればいいみたい。


  シャープエッジの言葉に、フリードが呼応。放たれた火炎が、迫っていた量産型トランスフォーマーをまとめて焼き払う。






  「粘る?あいにくだが、お前にはとっとと落ちてもらうにょにゃ」






  アサルトジャガーが更にミサイルを…って、いくらなんでも多すぎ!!



  さすがにさばくよりかわした方がいいか…ミサイルの合間をぬって、あたしは回避しつつアサルトジャガーに接近。


  レッコウで一撃を…










  「パラリラパラリラ〜!」









  いきなりあたしとアサルトジャガーの間に、妙な形をしたクモなんだかバイクなんだか分からない「何か」が飛び込んでいた。


  「何か」はそのまま駆け抜けて…いけない!







  「キャロ!!」


  「邪魔はさせにゃいにょにゃ!!」







  しまっ…!





  「何か」がキャロに向かって突っ込んでいくのが見えて、それが隙になった。


  まだ残っていた分と、新たに放たれた分、無数の誘導ミサイルの雨が、私に降り注いで……











  薄れゆく意識の中、その「何か」が人型に変形したのと、パネルのようなものを掴んだ右手を空に突き上げる姿が見えた気がした。











  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  さて、アサルトジャガーがミサイルをばらまいたことで生じた煙幕に紛れてスタコラと退散。


  今はビークルモードで失踪…もとい疾走中っす。





  思いのほかアッサリと手に入ったのはいいっすけど…ちょいとハデすぎたっすかね?






  ひとまず、戦闘に夢中になってたファーブニルはどうせ気づいてないだろうからいいとして…。



  アサルトジャガー…はまぁ、なんだかんだでおバカだから別にいいだろうとして…。






  ひとまずは監視してたであろうブラックアラクニアとカイっすかね。


  アイツらも結構オツムがいいし…うまい具合にごまかさないと、密命のことがバレちゃうかもしれないっすねぇ…。


  まぁ、前者はダークコマンダー様の熱烈大ファンだから、ちょろっとダークコマンダー様の名前を使えばごまかせるっすかね。










  さて、コイツは色が水色と青ってことからすると「剣」の一部っすね。あと2枚はどこにあるやら…。





  コレ、同じパネルが"3枚揃わないと"意味がないんすよね…。なかなか面倒っすねぇ。







  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆








  すいません、部隊長殿。





  「どないしたん?」





  初対面早々、申し上げにくいことを申し上げますけど…。





  「いや、あんまし遠慮せんでええで?」





  では、お言葉に甘えて、一言…。








  なんですか、この説教部屋しゅらばは。









  「そこはできれば気にしないでもらいたかったんだがな…」


  「いや、気にならない方がおかしいだろ?」


  「ごもっともです…」




  某ワンマンズアーミーな人ことビッグコンボイが苦笑交じりにつぶやくけど、


  スターからホントにごもっともなツッコミが返ってきて、リインっていう曹長さんが申し訳なさそうな顔をしてる。





  さて、せっかく六課の人たちとまたもや巡り会えたってワケで、いい加減に機動六課へ突撃することにしたのだ。


  宿のアテはスターが寮母のアイナさんって人と連絡が取り合えたから既に大丈夫。あ、はやてっていう部隊長殿からの承認も降りてると補足しておく。












  それともうひとつ。


  またもや出てきやがったプレダコンズとの戦闘で負傷したあずさと、それ以前の問題で戦闘不能になっていた若干3名を移送する目的もあった、と付け加えておこうか。


  いや、流れ的にはこっちの方が本命であった、とも。













  で、何故僕は今「説教部屋」と書いて「しゅらば(修羅場)」などと言ったのか?


  理由はズバリ、今僕らのすぐ傍で、今言った「戦闘不能になっていた若干3名」が、


  皆さんご存知「管理局の白い冥王」からすごくにこやかな顔でお説教をくらってるからです。


  あ、何故に説教をくらってる3人がバリアジャケットつけて死にもの狂いで走り回ってるのかというと、


  「白い冥王」が休む間もなく放ちまくるバスターやらシューターやらの豪雨の真っ只中にさらされてるからです。






  あぁ、これが噂に聞く「OHANASHI」ってヤツなんだね。なるほど、これはまたなんとも。






  さすがは「白い冥王」、説教1つでも情けも容赦もないね。







  「そこの君!「冥王」ってどういうことかなっ!?」






  いやだって、君の数々の言動はもはや「魔王」すら飛び越え「冥王」とまで呼ばれるレベルなのだよ?






  ……特に模擬戦で某ツンデレガンナーを撃墜したっていう時とか。






  試しにインターネットとかで調べてみて。「白い冥王」で君の名前も少なからず出るだろうから。









  「魔王でもなければ冥王でもないもんっ!!」


  「《はいはい、ワロスワロス》」








  あ、イグナイテッドとハモったね。息が合うって素晴らしい。



  そこの冥王は一度、自分の行いを隅から隅まで振り返るがいいよ。









  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  ジェノスラッシャーめ、また妙なものを見つけてくれたものだな。





  「しかしマスターギガトロン様、興味深いことでもあるかと」






  確かに、ショックフリートが言った通り、興味深い代物でもある。







  気晴らしがてらの散歩から戻ってきたジェノスラッシャーが持ってきた五角形のパネル。


  それをショックフリートに解析してもらったのだが、解析結果を見たオレは何と言っていいやら分かったものじゃなかった。


  何しろ、このパネルには人間サイズのトランスフォーマーが圧縮封印されているのだからな。


  おそらくはギガロニアにいるマイクロンとやらと同類だろうが…なんでまたこんなパネルに圧縮封印されているのかが分からない。







  いや、そもそも……なぜ、こんなものがミッドに落ちていたのかさえ分からない。


  少なくとも、ミッドでトランスフォーマーの存在が一般的になったのは今から10年ほど前、潜伏期間を含めてもまだそれよりほんの数年さかのぼる程度だ。


  挙句の果てにマイクロンともなれば、ちょうどGBH戦役の真っ只中でやっと明らかになったぐらいだ。


  ギガロニアのトランスフォーマーがそれよりも前にミッドに来た形跡はないらしいし、つくづく謎だな。


  パネルになっていることといい、ミッドにあったことといい…。






  「もしや、パネルになることで、自ら休眠状態に入っているだけなのでは…」


  「ならショックフリート、何故このパネルのマイクロンは休眠状態にあると説明する?」


  「何らかの理由でエネルギーを使い果たし、その回復のため。

   もしくは、パネルという更に小さなものになることで、何かから逃れようとしていたか。

   なんにせよ、断言できるような証拠もデータもない。詳しくは分からない」




  ジェノスクリームからの問いに対するショックフリートの答え。


  なるほど、確かにいずれも休眠状態となるには十分な理由となるか。もっとも、確証が持てない以上、断言はできないが。







  だが、個人的にはもう1つ、気になる点がある。


  このパネルに刻まれているマーク、アルファベットのMをもじったような形状のそれに、見覚えがある。


  トラルーとかいったか…ヤツが使うフォースチップに刻まれていたマークが、アレと全く同じだった記憶がある。


  関連性でもあるというのか…?









  「気になるというなら、私が教えてやってもいいぞよ?」









  声をかけてきたのは、人間たちでいうところの戦国時代辺りによく見られたような服装をした女。


  胸元くらいまで伸びた鶯色の髪と水色の瞳。あと、念のため補足しておくと、見た目こそ幼い感じさえするが、実年齢は非常に老けt…なんでもない。


  それより、貴様が食いついてきたということは、だいぶ歴史的な話になりそうだな。


  そうだろう?






  「ふむ、それもそうじゃの。ただし、教える代わりに依頼したいことが1つ」


  「依頼、だと?」






  彼女からの言葉に、ジェノスクリームが食いつく。面白い、言ってみろ。







  「今お主が言ったトラルーに会わせてほしいのでおじゃる」






  なるほど、貴様もヤツとのコンタクトがお望みというワケか。


  貴様もなかなかに面白い身の上だからな……ふむ、会わせてみるのも一興か。






  「それなら、機動六課に向かうのがよろしいかと。

   最新の偵察データによれば、現在ヤツも機動六課に向かっているということですので」







  ブラックアウトからの報告で、オレは内心面白くなってきていた。


  これは一石二鳥、いや、一石三鳥くらいは狙えるかもな。向こうも同じようなパネルの存在を確認したようだしな。








  さて……久々に仕掛けてみるか?









  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  「おい!オレのトランステクター、まだ調整終わってないのかよ!」



  「まぁ待ちなさいよ。

   誰かさんが調整完了前に暴れてくれたおかげで、一部のデータが破損。組み直しまでしなきゃいけないこっちの身にもなってよ」





  私、ブラックアラクニア。現在、頭を抱えたくて仕方ないわ。


  なんでって、目の前で自分のトランステクターをせびってくるおバカちんファーブニルがうるさいからよ。


  それに、別件で回収できたパネルの解析だってあるってのに…。タランスは何やってるのかしらね。




  《別件で回収できたパネル、ですか?》



  あぁ、まだカイは知らなかったわね。ファーブニルが取り損ねたものとは別に、同様の形をしたパネルが回収されたのよ。



  ほら、新しく入ってきたガリューンとブライオンってのがいるっしょ?アイツらが手土産がてらに1枚見つけたらしくて。


  調べてみたら、前にタランスから送られてきたデータの中に該当する情報アリ、と。


  更に詳しく解析している最中…ってところね。




  《僕もその辺の話はダークコマンダー様から聞いてます。

   なんでも、あの人の考え通りなら、名だたる勢力の誰が相手でも勝てるくらいの力が手に入るって》


  「そんな大層なモンだってのに、肝心の回収役なオレらにその辺の情報はなしかよ」


  《仕方ありませんよ、それだけの力があるなら、なるべく内密にしておきたいでしょうから。

   敵を欺くにはまず味方から、ともいいますし》




  そうね、カイの言うとおり、コレって結構機密レベルは高めな問題よ。


  私らですら詳しいことはまだ知らされてないんだから。


  でもいったい、どこまで知ってるんですか、ダークコマンダー様…。







  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







  さて…トラルーとのセカンドコンタクトは目と鼻の先、しばし時を待てばよい。問題は…手土産じゃな。




  出撃までにしばし間があるとのことで、ひとまずディセプティコンのアジトから少し離れたところにあるちょっと風変わりな商店街を散策中。


  ひとまず、トラルーは確かシュークリームが好きだったかの。手土産にはちょうどよい。


  ここがミッドじゃなくて地球だったら、極上のシュークリームにありつけると評判の「翠屋」とやらから頂戴しておるところでおじゃるがな。


  まぁ、この辺のスイーツも上出来な品々が揃っておるし、トラルーも喜んでくれると信じておる。





  しかし、今私が踏み込んだこの一角は妙に冷えるの。展示されておるあの氷のせいかの?


  これまた大きな氷じゃのぉ。運ぶだけでも相当苦労したであろうに、ご丁寧にオブジェに加工までされておる。氷像じゃな。






  「おや、お嬢さん。この氷像に興味でも?」


  「うぬ、造形が細かくて素晴らしいの」





  ふと声をかけてきたのは、ちょうど氷像を作るのに必要そうな工具類を腰につけた青年。


  彼の言うとおり、興味がないワケでもない。





  「この形、何かを祭っている台座みたいなものかの?」


  「おや、鋭いね。この形は、かつて起きた戦争で重要視されたっていう、「武器の三すくみ」をモチーフにしてるんだ」





  むむ、「武器の三すくみ」とな?






  「そう。剣、盾、銃。昔の戦争の中には、それぞれで最強の力を持つ武器が存在していたらしいんだけどね」


  「となると、最強の剣、最強の盾、最強の銃が1つずつあったということかの?」


  「その通り。もっとも、今となってはおとぎ話みたいなものだけど」





  なるほど、ヘビとカエルとナメクジみたいなものか。


  ちなみに、この3種の動物も三すくみになっておって、非常に仲がよろしくないそうじゃ。






  「仲がどう、って話でもない気もするけどね。

   噂だと、この3つは互いに反発し合う性質があったとかなかったとか…」





  そうなのかえ?


  ふむぅ、実在していたら、戦争の1つでも起きていておかしくないかもしれんのぅ。


  反発し合うってことは、その反発の瞬間に大きな力が生まれるということ。その力を利用しようと考える輩も出たハズじゃ。


  まぁ、おとぎ話なら深く考えても仕方ないかの。







  ……?







  今、氷像の真ん中がかすかに光ったような…?







  「あぁ、飾りにはちょうどいいかなって思って、少し前に氷山に立ち寄った時に見つけたパネルを氷像の台座部分の下に置いてあるんだ。

   時々今みたいに発光するんだけど、氷と合わさるとキレイだろう?」






  なるほど、それはそれは……って待てい!


  このパネル…ついさっきマスターギガトロンの話に出た奇妙なパネルではないか!


  思わぬ手土産ができてしまったのぅ…。





  「すまぬが青年、このパネルを譲ってはもらえぬか?」


  「え?まぁ、発光するタイミングもよく分からないからオマケ程度に思ってたし、別にかまわないけど…」


  「かたじけない」





  ふふふ、待っておれよトラルー。


  そちにとっては驚かない方がおかしいくらいに素晴らしい手土産と共に、この私も機動六課へ参るぞよ!






















  (第7話に続く)
















  あとがき



  さて、前回が思いっきりギャグパートだったのに対し、今回はいよいよトラルーの素性にすら迫りかねない要素が出てきて新展開。


  ここから先は、「マイクロン伝説」を知っているとより楽しめると思います。


  「とまコン」に入ってから恐ろしいくらいに出番の減ったディセプティコンにも登場してもらい、戦線はヒートアップ?


  次回は、プレダコンズだけでなくディセプティコンの皆さんにもでしゃばってもらう(オイ)予定です。




  遂に機動六課へとやってきたトラルーご一行ですが…本格的な合流になるかはまだ未定。

  でも、プライマスの加護を受けた(?)あの二人と絡んだり絡まなかったり…?




  尚、今回ディセプティコンにいる和服な女については…次回で詳しく。


管理人感想

 放浪人テンクウさんからいただきました!

 ここであの“三つの武器”が出ますか……いやはや懐かしい。
 現状、パネルは複数の勢力に分散しているようで……そろった後の活躍に期待したいところですが、敵が手にした場合使用する間もなく恭文にブッ飛ばされる図しか思い浮かばない(苦笑)。

 そして新たに登場した、ディセプティコンと面識のある謎の女性。
 もしやマスターギガトロンとフラグが!? ギガトロンもまたマスターコンボイやスタースクリームのような(ギャグ的な意味で)女難の道を歩むことになってしまうのか!?