新シリーズ
ゼロの使い魔
〜Advent of KABUTO〜

予告編


すべての役目を終え
時の彼方に捨て去られた“力”があった――

だが――運命に導かれ
“力”は新たな主を得る――

 

「この私に完璧を求めるなんて……その必要はなくてよ、ザビーゼクター。
 ……けど、胸元がキツいのと飛び道具がないのはどうにかならないの?」

仮面ライダーザビー、“微熱”のキュルケ

 

「風の、弾丸……
 ライダーシューティング」

仮面ライダードレイク、“雪風”のタバサ

 

「このギーシュ・ド・グラモン。剣でもそれなりに戦えることをお見せしよう!
 ライダースラッシュ!」

仮面ライダーサソード、“青銅”のギーシュ

 

そして――アルビオンにも、ゼクター達は舞い降りる

「この私を主と選ぶか……
 ケタロス……悪くない」

「ヘラクス、ねぇ……
 私はいらないよ。こんなのが何の役に立つって言うんだい?」

「この力があれば……私の悲願が叶う。
 頂点に立つのはこの私――コーカサスの資格者たる、この私なのだ!」

 

そんな中――

 

「サイトさん、危険です!」
「心配ないよ。
 オレには、“ガンダールヴ”の力と――“これ”がある」

 

彼もまた、ゼクターと共に戦場に立つ

 

「相変わらず厄介ごとに好かれる運命にあるみたいだな、相棒」
「その話は後だ。
 今はまず、この場を切り抜けなきゃな!」

 

伝説の使い魔“ガンダールヴ”――

 

「こういうの、ガラじゃないけどさ……
 できるようになっちまったからには、やらないとね」

 

仮面ライダーカブト――

 

「変身!」

 

平賀才人

 

「サイト!」
「ここで待ってろ。
 アイツらは、オレがなんとかする」

 

彼が戦う理由はただひとつ

 

「お前がどうして力を貸してくれるのかは知らないけど……
 お前のおかげで……オレはアイツを守れる!」

 

ただ、大切な人を守るため――

 

「確かに、この“力”は強大すぎます……
 だけど今、みんなを守るためには、必要な力です」

 

なぜ、ゼクター達はこの世界に現れたのか?

 

「資格者は全部で8人……けど、今ハッキリしてるのは7人だろ?
 あとのひとりは誰なんだよ?」

 

未だ姿を見せない最後のゼクター、ガタックゼクターの行方は!?

 

「なんでアンタがゼクターに選ばれて、そのご主人様の私がシカトされるワケ!?」
「し、知るかよ!
 いてて! いちいち叩くな!」

 

そして、当然のようにゼクターに無視された才人の主、ルイズの運命は!?

 

「相棒!」
「やるしかない……!
 キャストオフ!」

 

謎が謎を呼び、戦いはさらに加速していく――

 

「ルイズ……
 お前はオレが、守ってみせる!」

 

ゼロの使い魔
〜Advent of KABUTO〜

 

超高速の戦いが、今始まる――


あとがき
 予告編、しかもウソ予告であとがき、っつーのも何だかおかしな気もしましたが、とにかくあとがき。
 突発執筆なので文面おかしいですが気にせずいきます。

 やってしまいました。「ゼロの使い魔」と「仮面ライダーカブト」のクロス。と言っても「カブト」からの参戦はゼクターくん達だけですが。挙句劇場版組のカブティックゼクターくん達までいたりするし。
 けど書き始めたらなんか楽しくなってきて、気づけばこんな形に。しかも毎週日曜更新のスケジュールまで無視して定期更新日翌日に強行UPという暴挙。
 ま、たまにはいいよね、こんなのも。

 一応「カブト」については「(ゼクターも含め)全員無事に全エピソード終了」という仮定。ハイパークロックアップが“○○○○○”(←劇場版未見の方のために伏字)なら、応用で時空の彼方にゼクター廃棄、なんてのも可能なんじゃないかと妄想した結果です。
 で、それが何の因果かルイズ達の元へと――という展開。

 さて、連載化の是非は……期待しないでください。そもそもウソ予告だし(笑)。


 

(初版:2006/08/21)