こんにちは、高町なのはです。

野を越え山越え谷越えて、
ついにすべてのプラネットフォースをそろえたわたし達だけど……

「すべてそろったプラネットフォース、今度こそいただくぞ！」

マスターガルバトロンさん!?
わたし達にプラネットフォースを
譲ってくれたはずなのに、どうして!?

「ビッグコンボイ……！
オレ達の戦いは、まだ終わったワケではない！」

って、デスザラスさんまで！
そして、マスターガルバトロンさんの前には、
ついに“あの人”が――

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「それは終末の序曲なの!?」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

ギガロニアでの最終決戦、最初のカードは
ビッグコンボイさんVSデスザラスさん！

「動きに精彩がないぞ、デスザラス！」
「ちぃっ！」

けど、デスザラスさんの動きがなんだかおかしくて……

「絆だと？　安心だと……!?
そんなものは……ひとりではまともに戦えぬ弱者のたわ言だ！
オレや貴様のような、戦士の口にしていい言葉ではない！」

そんなデスザラスさんに、突然語りかけてくる“声”。
あの“声”って、もしかして――

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「デスザラスさん、最後の戦いなの!?」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

ついに始まるマスターガルバトロンさんと
スーパースタースクリームさんの最終決戦！

「己の力を過信したな、マスターガルバトロン。
自分にかなう者などいないと思っていたのだろうが――
信念のために命がけで挑む戦士の力、思い知ったか」

ものすごいパワーで戦う二人。
なんとかして止めないと……！

「マスターガルバトロンさん！
スタースクリームさん！」
「待って、なのは！
もう間に合わないよ！
今突っ込んでったら、なのはまで巻き込まれちゃう！」

この戦い……一体どうなっちゃうの!?

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「それは信念の決戦なの」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

なんとかスペースブリッジを修復しようとするわたし達だけど、
その結果は思いも寄らない方向に！

「プラネットX――いや、ユニクロンの、コンドルだ！」」

このままじゃ、元の宇宙に帰れないよ……
その時、ベクタープライムさんの提案した方法は――

「私は、あらゆる時代に生きてきた。
そして、これからも生き続けていく……」

ベクタープライムさん……
わたし達……絶対、忘れないから……！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「さよならじゃないの、またね、なの」

リリカルマジカル――

また、会えるよね……？

こんにちは、高町なのはです。

なんとか元の宇宙に戻ってきたわたし達だけど、
こっちはグランドブラックホールの影響で大ピンチ！

「これもまた、グランドブラックホールの影響だろう。
おそらくはスピーディアにも――
遠からずミッドチルダにも影響が現れるだろう」
「そんな……！」
「これからどうなるんだ……？」

そうこうしているうちに、
ついにアニマトロスが絶体絶命の事態に！

「な、なんて吸引力だ！
スペースブリッジ越しに、アニマトロスを引き寄せやがった！」

みんなで力を合わせて、このピンチを乗り切らないと！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「終わりを迎える世界なの!?」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

グランドブラックホールの脅威に、
力を合わせて立ち向かうわたし達！

「オレ達は二人の誘導とニトロコンボイ、
エクシゲイザーの指揮で、各地の救援に回るぜ！
人海戦術だ――手数が勝負だぜ！」
『おぅ！』

けど、そんなわたし達の元にはマスターガルバトロンさんが！

「わざわざ、そろってやられに来るとはな……
お前達は手を出すな。ギャラクシーコンボイ達はオレが倒す！」

大ピンチのわたし達だけど、
そんな時に駆けつけてくれたのは――！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「サイバトロン戦士、全員集合なの！」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

マスターガルバトロンさん達を止めるために、
グランドブラックホールに突入したわたし達！

「これが『圧倒的な力』というヤツだ。
観念してオレに従え、ギャラクシーコンボイ！」
「残念だが、そういうワケにはいかない！
我々が信じている力は、お前の信じているものとは違う！
お前の言う『力』に屈するワケにはいかない！」

みんなで力を合わせて、みんなの宇宙を守るんだ！

「マスターガルバトロンさん！　もう、こんなことはやめてください！
宇宙を消したりなんか……そんなことをして、何になるんですか!?」

マスターガルバトロンさん――あなたにだけは、絶対負けない！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「決戦・グランドブラックホールなの！」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

グランドブラックホールの中で始まる、
私とマスターガルバトロンさんの最終決戦！

「「もうやめてください！
このままグランドブラックホールが暴走したら、みんな死んじゃうんですよ！
アームバレットさんや、ガスケットさんや、クロミアさんも！」
「フンッ、だからどうした？
自分の力で生き残れない、弱い者になど用はない。
この宇宙もろとも、消えてしまえばいい！」

届かない思いと、かなえたい願い――

「手に入らぬものばかりの、こんな宇宙など……！
だから消すのだ！　こんな宇宙は！」
「マスターガルバトロンさん！」

マスターガルバトロンさん――あきらめるのはまだ早いよ！
きっと願いは叶うから……きっと想いは届くから！
だから――わたしはあなたを止めてみせる！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「終末の時と希望の光なの」

リリカルマジカル、フルドライブ！

こんにちは、高町なのはです。

グランドブラックホールの中から現れたのは、
わたし達の戦いのすべての元凶――

「オレ達は確かに『プラネットXは消滅した』って言ったさ。ウソは言ってない。
けどな……この話には実は続きがあるんだよ」

よみがえったプラネットX――ユニクロンさん。
その復活を何とか止めようとするわたし達だけど――

「確かに、私は外科は専門外ですけど……
それでも、絶対に死なせませんからね、なのはさん……！」

――って、えぇっ!?
わたし、死にそうになっちゃうんですか!?

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「本当の敵・出現なの！」

リリカルマジカル、トランスフォーム！

こんにちは、高町なのはです。

ついに始まった、ユニクロンさんとの最終決戦！

「ち、ちょっと、何よ、あのバカデカさ!?
いくらなんでも反則が過ぎるでしょ！」
「プライマスよりも……デカい……!?」

けど、そのパワーはまさに圧倒的！
しかもわたしは大けがで戦線離脱中だし……！

「数で勝てるとは思ってない……！
けど、せめて、コンボイ並みの戦力がもっといてくれれば……！」
「いないものをあてにしてもしょうがないだろ！」

そんな時、みんなの前に現れたのは――
えぇっ!?　“あなた達”なんですか!?

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「集まるみんなの想いなの」

リリカルマジカル、全員集合っ！

こんにちは、高町なのはです。

わたし達の大ピンチに駆けつけてきてくれた
それぞれの星の大帝さん達！

「ずいぶんとなめられたものだな」
「そっちがそうなら、教えてやるよ！
自分達が、どんなヤツらにケンカを売ったのかをな！」

それに、ギャラクシーコンボイさん達も負けてないし！

（見ているか……？　感じているか、なのは……？
これが、私達の紡いできた絆だ……）
「この絆――なんとしても断ち切らせはしない！」

みんな――わたしもすぐに行くから、それまでがんばって！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「みんなの力で反撃なの！」

リリカルマジカル、反撃開始っ！

こんにちは、高町なのはです。

ついにわたしも復活して、いよいよ最後の戦いに！

「マスターガルバトロンさんが……助けてくれた。
わたしはまだ戦えるって……励ましてくれた。
わたしに未来を……守れって言ってた……
だから……」

マスターメガトロンさんも正気に戻って、
後はユニクロンさんを止めるだけ！

「オレ様は――デストロン破壊大帝、マスターメガトロン様だ！
真に倒すべき敵など、貴様に言われるまでもなくわかっているわ！」
「マスターメガトロン……ようやく自分を取り戻したか」

最後の最後まで――わたし達は生きることをあきらめない！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
「未来へ続く約束なの」

リリカルマジカル、いつの日か……

こんにちは、高町なのはです。

ドレッドバスターさん、ビッグニュースです！
なんと！　ドレッドバスターさんが
サイバトロンの新リーダーに決まったんだって！

「な、なんだって!?」

だから、ギャラクシーコンボイさんが
今回は“あの決めゼリフ”をやってくれ、って。

「い、いや……しかし、私などがそんな大役を……」

あれ、やらないの？
じゃあ、みんなでやっちゃおうか！

魔法少女リリカルなのは〜GALAXY MOON〜
最終回
「新たな未来へ、スタンバイなの！」

せーのっ！

『リリカルマジカル、トランスフォーム！』